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「Y☆voice_11」F東京U-18DF廣木雄磨「守備は得意。攻撃面でもっとチャレンジを」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第11回は昨年、U-17日本代表としてナイジェリアで行われたU-17W杯を戦ったSB廣木雄磨選手(FC東京U-18)だ。
 年代別日本代表の常連で左右のサイドバック、そして165cmと小柄ながらもセンターバックとしてもライバルを封込むことのできるハイレベルな能力を持つ。昨年はJユースカップで日本一を獲得。ユースチームからトップチームへ昇格した3人の先輩に続こうとしているDFの今年の目標とは?

「(U-17)ワールドカップも終わったし、今年の目標はトップに上がれるようにすること。自分はディフェンスは得意なので、オフェンス面でもっとチャレンジしていきたい。(長友ら)トップのサイドバックはレベルが高いけれど、もし今年ダメだったとしてもあきらめるつもりはない」

―U-17日本代表でチームメートだった宇佐美選手(G大阪)や宮吉選手(京都)の活躍は意識する?
「自分も早くトップへいきたい。ただ、自分の武器をもっと伸ばさないといけないし課題も多い。ディフェンスに関しては1対1で絶対に負けない守備をすること。またオフェンスでは積極的にいくこと。背が小さいので運動量や技術面をもっと磨かないといけない」

―U-17W杯でのプレーを振り返ると?
「ワールドカップに行く前までは海外の相手でも納得のいくプレーができていた。でもワールドカップでは身体が重くて・・・・・・。試合でのパフォーマンスについては不満です。勝利に貢献することができなかった。ただ、自分としてはショックだったけど、それから切り替えてやることができていた」

―今年のチームについては?
「今年は昨年に比べて少し落ちる、とクラさん(倉又監督)からも言われている。ただ、力は落ちると言われているけど、(Jユースカップで日本一に輝いた)昨年も最初はダメだと言われていたチーム。昨年のように伸びていきたい。今年はどの大会でもタイトルを取りに行って悔いのない1年にしたい」(取材日:4月29日)

(取材・文 吉田太郎)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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