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「Y☆voice_14」新潟ユースGK渡辺泰広「世界は落ち込んでいる暇なんて与えてくれない」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第14回はアルビレックス新潟ユース(新潟)のU-18Jリーグ選抜GK渡辺泰広選手です。09年U-17W杯にも出場した守護神は、日本クラブユース選手権でもビッグセーブを連発しチームの全国4強に貢献。トップチームに2種登録されるなど期待高まるGKの今季の目標とは?

―今、自分が伸ばしていきたいところはどこですか?
「全部ですね。すべてのスキルアップをしていきたいと思っています。キャッチングの技術、キックをしっかりしないといけないし、コーチングもそうです。これまでの試合も、そこがもっとしっかりとやっていれば、防げた点はたくさんありますから」

―今年のチームはプリンスリーグで苦しんでいます。
「まだ自分を含めて、人に言われないとやらない部分が多いと思います。試合でもハーフタイムに監督に言われて、そこからようやくやるようになることもあるので、まずはそこを改善していきたい」

―昨年はU-17W杯に出場しました。
「世界を経験して、失点をしても気持ちが落ちなくなりました。以前はすぐに気持ちが落ちていたけど、今は前向きになれたと思います。向こうでは落ち込んでいる暇なんて与えてもらえませんから」

―自信を持っているプレーは何ですか?
「クロスボールへの対応ですね。でもまだミスがあるので、もっと武器となるように、しっかりと磨いていきたい」

―今後の目標を聞かせてください。
「トップ昇格をしたいですが、まずは試合に出て経験を積んでいきたい。この間まで足首を怪我していたので、まずはコンディションを上げて、試合で活躍できるようにしたいです」

(取材・文 安藤隆人)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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