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[総理大臣杯]同志社大と2部の大阪体育大が全国切符獲得:関西

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 第34回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの出場権を懸けた第39回関西学生サッカー選手権大会は30日、準決勝を行い、決勝進出した同志社大と大阪体育大が全国大会出場権を獲得した。同大会は6月6日に3位決定戦と決勝を行い、近畿大と関西学院大とが対戦する3位決定戦の勝者も全国大会へ進出する。

 準決勝、近大と対戦した同大は前半17分、MF東矢尚仁(3年=国見高)のゴールで先制。近大は前半ロスタイムに左FKから途中出場のFW皿谷圭史郎(3年=東福岡高)が同点のヘディングシュートを決めたが同大は後半25分、MF杉山和毅(3年=清水商高)の右CKをFW辻智人(3年=神戸ユース)が頭で合わせて決勝点を奪い、2-1で競り勝った。同大は2年連続13回目の全国大会出場。

0-0のまま延長戦へもつれ込んだ関学大対大体大はその前半7分、途中出場のFW脇睦(2年=三重高)のヘディングシュートにより大体大が先制する。関学大は10分に同じく途中出場のFW山内一樹(2年=関西学院高)が同点ゴールを決めたが、大体大は延長後半終了直前の14分、1年生FW渡邉悠介(流通経済大柏高)からのラストパスを受けた脇が劇的な決勝ゴールを決めて2-1で勝った。関西学生2部リーグに属する大体大は08年も2部ながら全国大会出場を果たしており、その際は全国優勝を成し遂げている。

【関西】
[準決勝]
同志社大 2-1 近畿大
[同]東矢尚仁(17分=補・三浦修)、辻智人(70分=補・杉山和毅)
[近]皿谷圭史郎(45分+1=補・藤本憲明&福田俊太)

関西学院大学 1-2 大阪体育大学
[関]山内一樹(100分)
[大]脇睦2(97分=補・廣岡太貴&村田和哉、119分=補・渡邉悠介)

(文 吉田太郎)

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