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[ナイキカップ][高校MOM255]鹿児島実DF山崎優也(3年)_信頼高める試合に

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.26 THE NIKE CUP JAPAN西日本大会準決勝 鹿児島実高 4-0 奈良育英高 堺ナショナルトレセン]

 前半に3点を奪うなど4-0の快勝で決勝進出。鹿児島実高(鹿児島)の森下和哉監督がマン・オブ・ザ・マッチに指名したのは背番号12の右SBだった。指揮官は「強いし、キック精度も高い。今までの試合では『何でできないの?』ということが多かったけれど、きょうはよくできていた」と評価。対して指名されたSB山崎優也(3年)は「今までは縦パスが相手のFWやサイドハーフに入った時の対応が甘くてずっと言われていた。でもきょうは強くいけていたと思う」と笑顔で快勝した試合を振り返った。

 課題のディフェンス面で乗ったSBは攻撃面でも結果を残した。後半15分には右サイドから蹴り上げたボールが相手GKの頭上を越えてそのままゴール左隅へと突き刺さる。本人は「クロスでした」と苦笑いしていたが、これがチームにとって後半唯一のゴールとなった。また決勝でも3点目をアシストと攻撃面でも結果を残した山崎。準決勝、そして決勝でも勝利に貢献したSBは7月11日に、東京・味の素スタジアムで開催されるフットボールフェスティバル「THE NIKE CUP JAPAN FINAL」へ向けて「今年は新人戦も総体も落としている。だから今大会は狙っている。次の試合も勝ってイングランドへいきたいです」と力を込めていた。

(取材・文 吉田太郎)

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連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ

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