beacon

京都の秋田新監督は4失点のほろ苦い初陣

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.28 J1第15節 京都0-4浦和 西京極]

 ほろ苦い初陣となった。加藤久監督に代わり秋田豊コーチの監督昇格を発表した京都サンガF.C.は0-4の惨敗を喫した。

 Jリーグ登録手続きがまだ完了していないため、監督代行として指揮を執った秋田コーチは何度もベンチを飛び出し、身振り手振りで選手に指示を送っていた。前半は0-0と互角に渡り合ったが、後半に守備が崩れ、大量4失点。後半19分の2失点目はMF渡邉大剛のクリアミス、同30分の3失点目はGK平井直人の空振りと、まさかのミスからロングボール1本で簡単にゴールを許してしまった。

 監督交代という“カンフル剤”も効果なく、11試合勝利なし(3分8敗)で最下位からも脱出できなかった。秋田コーチは試合後のインタビューで「4失点は改善しないといけない。ただ、前半はいい形で守備ができていたし、そういう意味で手応えは感じている」と前向きに話していたが、現状はそう簡単に打開できなそうだ。

(文 西山紘平)

TOP