7日、ドイツ・ブンデスリーガの新シーズン開幕を告げるDFLスーパー杯、バイエルン対シャルケ04が行われた。試合は2-0でバイエルンが勝利し、新シーズン開幕へと励みをつけた。敗れたシャルケでは内田篤人がフル出場を果たしている。

　前半はスコアレスだった試合は75分、シャルケDFライン裏に抜け出したドイツ代表MFトーマス・ミュラーが決めてバイエルンが先制。さらに81分には右サイドを突破したクロアチア代表FWイビツァ・オリッチからのクロスをドイツ代表FWミロスラフ・クローゼが押し込み、2-0。試合はこのまま終了し、バイエルンが勝利した。

　内田は右SBとして先発フル出場。前半早々にはゴールチャンスの起点となるスルーパスを通すなど、積極的な攻撃参加を見せた。守備でも他のDF陣とよく守備ブロックを作っていたが、競り合いでは負けるシーンも。また、2点目の失点では中央に絞ってスライディングでシュートブロックを試みたが、詰め切れずにゴールを許した。

　なお、バイエルンではミュラー、クローゼのほかフィリップ・ラーム、ホルガー・バトシュトゥバー、バスティアン・シュバインシュタイガーなど5人のW杯ドイツ代表選手が出場。シャルケはラウル・ゴンサレス、エドゥが2トップを組み、同じくドイツ代表であるGKマヌエル・ノイアーらが出場している。