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[Y☆voice_30]筑陽学園FW小室和也「もっと前に勝負を仕掛けて、怖い選手に」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第30回は沖縄県で開催された平成22年度全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」で8強へ進出した筑陽学園(福岡)のエース、FW小室和也選手(3年)です。プリンスリーグ九州1部で得点王にも輝いているゴールハンターが考えている課題、武器とは?

―インターハイを振り返って。
「初出場初優勝を狙っていたのですが、ダメでした。個人的には全然ダメです。ボールが来ても何も出来なかった。もっと前に勝負を仕掛けて、怖い選手になりたい」

―プリンスリーグ九州では得点王に輝きました。インターハイでもコンスタントにゴールを奪っています(4試合3得点)し、十分に怖い選手だと思います。
「でもまだシュートの本数が少ないです。FWなので、もっともっと打っていかないといけません。もっとどこに出ても通用する選手になりたいです。全国のトップでも通用する選手になりたい。もっとドリブルからシュートのシーンを増やしていきたいし、そのイメージを磨いていきたい」

―角度の無いところからのシュートは武器だと思います。
「そうですね、プリンスリーグでもインターハイでも決めていますし、角度の無いところからニアを抜いたり、ファーに決めるのは好きです。このゴールは得意の形ですね」

―7番と言えば筑陽学園の象徴と言えます。そのプレッシャーは感じていますか?
「7番は正直まだ背負いきれていません。これからもっとチームに貢献していきたい。僕は筑陽学園中出身で、この7番にずっと憧れていました。7番のユニフォームを着て、全国優勝をしたいと思っていました。でも、実際に背負ってみるとやっぱり重いので、しっかりと背負いきれる選手になりたいと思います」

(取材・文 安藤隆人)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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