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[Y☆voice_33]西武台FW清水慎太郎「選手権でもう一度滝二と」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第33回は平成22年度全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」で4強へ躍進した西武台(埼玉)のエースストライカー、FW清水慎太郎選手(3年)です。初戦からの3戦連続ゴールでチームを力強く牽引したFWの課題、そして冬の選手権に懸ける思いとは?

―準決勝・滝川二戦は残念な敗戦(0-4)に
「結構いい場面まではつくれていたけれど、相手に抑えられてしまった。1点も取れなかったのは悔しい」

―自分のプレーについても反省?
「オレの力不足です。焦って、自分が、自分がとなってしまった。周りが見えていなかった。もっと冷静にやっていきたい」

―目標ができた
「相手は競り合いが強くて・・・かなり悔しい。でも、まだ選手権がある。そこでもう一度滝二とやりたい。まずは埼玉を突破すること。埼玉で1位をとって、選手権でひとつでも上を目指せるように頑張る」

―5試合で4ゴール。全国での手ごたえはあった?
「手ごたえはそれほどでもない。自分はヘディングとか持ち味なので負けたくない。また全国のDFは1対1が強くて、埼玉のように2、3人抜いてシュートまでいくことができなかった。シュートも外してしまっている。きっちり決められれば・・・・・・。自分のシュート精度は確実に上げなければいけないし、少なかったシュート数を増やさなければいけないと思います」

―他に全国で学んだことは?
「まだ前線からの守備が足りない。あとは負けないという気持ちが大事だということ。FWなんで点取れるFWでもあることは目標だし、そのために前線から守備をやるように」

―昨年からの経験者でもある。自分が引っ張るという自覚は?
「昨年は(1学年上のエースFW)佐瀬さんとかいて人任せだった。今年は自分が、という気持ちがある。選手権では最低埼玉は突破したい」

(取材・文 吉田太郎)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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