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[Y☆voice_34]桐光学園DF福森晃斗「この夏、何を意識してやれるかで上のレベルにいけるか決まる」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第34回は平成22年度全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」4強の桐光学園(神奈川)のDF福森晃斗選手(3年)です。超高校レベルの左足と強さ、安定感を備える高校年代屈指のCB。総体を経て意識が変わったという福森選手の目標とは?

―準決勝・市立船橋戦は試合終了間際の失点で敗退(0-1)
「お互い知り尽くしていた。攻撃スタイルはわかっていた。監督からも1点勝負になると言われていた。前半攻め込まれたけれど、体張って無失点でいけたのは大きかった。相手は体が大きくてやりにくかったですね。市船はセットで決まると言われていたけど、最後集中できなかったのが失点の原因」

―大会での手ごたえは?
「自分の持ち味の左足、その精度はこの大会通していいパフォーマンスができたと思う。課題としてはもっと的確にDFラインの統率をしないとやられる、と感じました」

―高円宮杯出場を逃したため、次は選手権。神奈川のライバルとなりそうなのは?
「桐蔭と座間が厳しい相手。あと県総体準決勝で対戦した向上のような、守ってカウンターという相手は自分たちはやりにくいので。しっかり勝てるように力をつけたい」

―将来へついて
「大学進学を希望していたけれど全国でやって、プロに入りたいな、と変わってきた。入るためにはもっと個の能力を伸ばさないとダメ。ウィークポイントを消していけるようにしていきたい」

―総体は終わったけれど、この夏は特に大事になる
「自分はまだまだだと思う。この夏休みいい方向へすごせるか。何を意識してやれるかで上のレベルにいけるか決まる」

(取材・文 吉田太郎)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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