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[Y☆voice_36]米子北DF昌子源「ヘディングは誰にも負けたくない、自信がある」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第36回は米子北高(鳥取)のU-19日本代表候補DF昌子源選手(3年)です。昨年米子北を全国高校総体準優勝へ導き、一躍注目度を高めたCBは圧倒的な強さと高精度の右足FKを備えるJ注目の選手へ期待通りの成長を遂げている。その昌子選手の現在の武器と進路決断の決め手とは?

―全国総体は優勝候補筆頭の流通経済大柏を撃破したものの、西武台に敗れて準々決勝敗退となってしまいました
「流経(流通経済大柏)戦はサイドをうまくつけていたけれど、西武台との試合では(エースの)谷尾(昂也)一辺倒になってしまった。もっと攻撃でワイドを増やさなければならなかった。相手に走り負けてはなかったと思うけど、我慢負けしたと思った」

―強さを見せていただけに残念な敗戦に
「流経大柏戦は相手が焦ってくれていたし、自分しっかりとも弾くことができていたけれど、西武台戦はこっちがダメでディフェンスをする時間が長くなってしまった。自分の声も適切ではなかった。流経戦では自分を信じて声を出せたけれど、いい声を出すことができなかった。ディフェンスが長くなったことで苛立ちがでてしまった」

―現在の自分の武器とは?
「昨年はまだ自信がなかったけれど、今はヘディングは誰にも負けたくないという自信がしっかりと出てきた」

―その武器はどのようにして身に着けてきた?
「アントラーズに練習参加したときに岩政選手が教えてくださったり、ビデオで見て自分で研究している。これがうまくいっているのだと思う」

―進路が注目されているが、その進路を決める決め手は?
「やりやすさ。アントラーズは周りの選手が話しかけてくれてすぐになじめたと思う。そこは比べると思います」

(取材・文 吉田太郎)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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