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[Y☆voice_47]磐田ユースMF清水貴文「高円宮杯はすごく厳しい戦いになる」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第47回はジュビロ磐田ユースのMF清水貴文選手(3年)です。昨年の高円宮杯全日本ユース(U-18)選手権で準優勝に貢献した快足アタッカー。4日開幕の全日本ユース選手権で昨年越えを目指す清水選手の課題、意気込みとは?


―静岡選抜として出場したSBS杯ガーナ戦ではスピードを生かした突破を見せたが、スペイン戦では出場時間も短く良さが出なかった。
「やりきった感じがしていないですね。自分の武器であるスピードを生かすことができなかった。もっと自分を出したかった。チーム(静岡選抜)としてポゼッションできなくて、チャンスをつくれなかった。スピードに乗ったドリブルをもっと出したかったので、悔しかったですね」

―9月4日には高円宮杯が開幕します。
「相手は全部ユース勢というブロック。すごく厳しい戦いになると思う。自分たちは今年東海4位に終わって悔いが残っている。昨年準優勝だった悔しさもこめて今年は優勝。まずはグループリーグをしっかりと突破したいです」

今年のチームについては?
「一人ひとりそれぞれに特長があって、昨年以上の団結力があると思う。チーム一丸となってやりたい」

―昨年は決勝で横浜FMユースに7点を奪われて準優勝。清水選手はレギュラーでした。個人としても期するものがあるのでは?
「昨年の決勝はチームがガタガタになってしまって何もできなかった。あの借りを返したい。個人的には昨年は先輩のおかげで自分は特長を出すことを考えればよかった。でも今年は、チームのために自分が厳しくいかないといけない場面があります。苦しい試合とかでは自分が何とかしなければいけない」

―トップ昇格という目標もあります
「トップに上がるためには点を取ること。きょう(SBS杯スペイン戦)もチャンスはあった。点を取ることに関しては常に意識していきたい」

(取材・文 吉田太郎)

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