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U-17女子はPK戦の末に韓国に敗れ、W杯準優勝

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 トリニダード・トバゴで行われているU-17女子W杯に出場中のU-17女子日本代表は25日、韓国との決勝戦に挑み、3-3の末のPK戦に4-5で敗れ、惜しくも準優勝に終わった。

 日本は開始6分で先制を許してしまったが、前半11分に猶本光がミドルシュートを決めて同点に追いついた。その後はリズムをつかみ、同17分には田中陽子のミドル弾で逆転に成功した。しかし、前半ロスタイムに直接FKを決められて再び追いつかれた。

 それでもリトルなでしこは集中を切らさずに奮闘。韓国を相手にボールを回して優位に試合を進める。後半12分には加藤千佳のゴールで再びリードを奪った。だが、韓国も粘り強かった。後半34分には再び同点弾を決められ、3-3で試合は延長戦にもつれた。

 日本は持ち味の運動量を発揮して攻めたが、延長の前後半でも決着はつかず、勝負はPK戦に突入した。熱戦を繰り広げたが、わずかに及ばず4-5で涙を流した。

 男女含めて日本サッカー界史上初となるFIFA主催大会での優勝を逃した。ただ、リトルなでしこは健闘した。この成績は今後、男女問わず他のカテゴリーにいい影響を及ぼしてくれるはずだ。

<写真>PK戦を祈るように見つめるリトルなでしこたち

(文 近藤安弘)

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