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横浜FMが松田、山瀬への契約非更新と経緯を発表

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 横浜F・マリノスは29日、DF松田直樹ならびにMF山瀬功治について、契約満了に伴い来季の契約を更新しないことを発表。またその経緯について公式ウェブサイト上で説明した。

 松田に関しては27日にクラブハウスで来季の戦力外であることを通達。「主な理由として、ピッチ上でのパフォーマンス、来シーズン以降のチーム作りに伴う出場機会の減少などを総合的に判断した上での結果であることを挙げ、ミスターマリノスとしてクラブに多大な貢献を果たしてきた選手を契約非更新とすることが、クラブにとってのまさに苦汁の決断であることを伝えた」という。クラブの功労者である松田に対して突然行われた通達のタイミングに関しては「11月27日の公式戦終了後から12月4日の最終戦までの間にその内容を通達する旨、さらにその時期は11月30日までが濃厚であることを、事前のミーティングにてチーム全選手へ既に伝えており、その最初の面談が松田選手であったということと、翌日から2日間のオフを挟むチームスケジュールの関係上、直接の面談機会が限られていることから決定した」と説明している。松田は今後、代理人と自ら契約を結び、移籍を目指す模様だ。

 また27日に「山瀬選手本人への来期契約非更新の通達方法やタイミングに関して相談するため」契約代理人にのみ来期非更新の連絡が行われていた山瀬に対しては、クラブ側が山瀬本人に電話で「クラブからの面談による通達に先立つ形で伝達されたこと」について謝罪。山瀬からは「来期契約非更新について、代理人への相談と併せて、自らにもまず連絡してほしかったという思いを伝えられた」という(30日に改めて面談が行われるとのこと)。

 なお、今後の来期契約非更新の対象となる選手については、30日に本人に対し面談の上通達を行い、改めて公式ウェブサイト、及び12月4日のリーグ最終戦会場内(日産ス)にて嘉悦朗社長より、説明が行われる予定となっている。

(文 吉田太郎)

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