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前田が背水の覚悟、「結果を出さないと、あとはない」

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 背水の陣で臨む。1トップでの先発が濃厚な日本代表FW前田遼一(磐田)は9日のアジア杯・ヨルダン戦に向け、「結果を出さないと、あとはないと思っている」と強い決意を口にした。

 昨年10月12日の韓国戦。代表戦で1年ぶりの先発出場を果たした前田はフル出場しながらシュート0本に終わり、「ふがいない」と唇をかんだ。

 ザックジャパン初陣となった同8日のアルゼンチン戦で先発するなど1トップの座を争うFW森本貴幸(カターニア)は今回、ケガのため招集されていない。前田とすれば、エースとして不動の地位を築く絶好のチャンスであり、逆に格下相手の試合で結果を残せなければ、一気に今後の先発争いから後退する可能性もある。

 「中東の空気は嫌いじゃない。食事も何でも食べられるし、コンディションはいい。2トップだと引いたりすることも多いけど、1トップなら前で我慢してチャンスを待ちたい」。ザックジャパンのエース襲名へ。前田が決死の覚悟で初のアジア杯に挑む。

(取材・文 西山紘平)

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