beacon

大宮期待のボランチ・上田「全力尽くす」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ジュビロ磐田のナビスコ杯制覇の立役者のひとりだったMF上田康太が新天地・大宮アルディージャの期待に応える。大宮の岡本武行GMはこの日、複数あった補強ポイントのうち攻撃的なボランチの獲得を目指していたことを真っ先に明かした。その補強ポイントを埋める活躍を期待される上田は「攻撃の部分で絡んでいきたい。守備でも自分のいいところを出していけたらいいと思う」と意気込んだ。

 磐田ユースからトップチームへ昇格2年目の06年にJ1 20試合に出場。正確な左足から好パスを繰り出すMFは07年には31試合に出場するなど、磐田OBの元日本代表MF名波浩氏の後継者として期待されてきた。右膝半月板、前十字じん帯を損傷した08年後半以降は苦しみながらも、昨年はボランチのレギュラーとしてナビスコ杯優勝に貢献。復活を機に初の移籍も果たし、さらなるステップアップを目指すレフティーは「大宮の勝利のために全力を尽くしたい」。クラブの期待に応え、チームの躍進に貢献する。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
2011年Jリーグ移籍情報

TOP