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元日本代表GK都築が現役引退を決断

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 浦和レッズは28日、公式サイトにおいて「都築龍太が引退を決意」というタイトルで元日本代表GK都築の引退コメントを発表した。「この度、現役を引退することを決断しました。今まで浦和レッズで素晴らしい経験をさせていただいたことは一生忘れません。今後は次のステージに進むわけですが、浦和レッズがあるこの埼玉県で、スポーツを通して成長できることの素晴らしさを伝えて行けるようなことができればと考えています。今までの熱い声援、本当に感謝しています。ありがとうございました」

 都築は長崎の名門、国見高出身。1997年にG大阪入りし、03年から加入した浦和では主力GKとしてAFCチャンピオンズリーグ優勝などに貢献した。日本代表としても通算6試合に出場している守護神は、昨季6月に期限付き移籍した湘南でも15試合に出場し、J1通算試合出場数を250へ伸ばした。だが契約延長されず、新たな移籍先を見つけることができなかったという。

 引退するに当たり、浦和への思いを熱く語った都築。「いい時期、悪い時期とありましたが、僕は、2003年にレッズに来てからは、常に優勝争いができるチームでしたし、いい経験の方が多かったと思います。今回、こうしてレッズで引退できる、レッズ所属の選手として引退できるということについては、誇りに思えます。後悔はないかといったら嘘になりますが、レッズで引退できることはいい引き際なんじゃないかと思いました」。今後は浦和のある埼玉県でスポーツを通しての社会貢献を目指すという。

(文 吉田太郎)
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