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元日本代表・小村氏らがS級コーチに、今季もイングランドから審判員を招聘

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 日本サッカー協会は14日、都内で理事会を開き、元日本代表DFの小村徳男氏のほか、鳴尾直軌氏、三浦雅之氏の3人を公認S級コーチとして認定した。公認S級コーチはJリーグで監督を務めるために必要な指導者資格で、同ライセンス保持者は3人を含め計334人になった。

 また、シンガポールサッカー協会からの要請を受け、アジア貢献事業の一環で、古賀琢磨氏をU-16シンガポール代表監督として来年1月末まで派遣することを承認した。古賀氏は現役時代、磐田や清水、C大阪などでプレーし、J1通算233試合出場4得点を記録。06年に公認S級コーチライセンスを取得し、08~09年にはC大阪U-15の監督も務めた。U-16シンガポール代表監督として日本人指導者を派遣するのは、08年の影山雅永氏に続いて2回目となる。

 このほか、昨年に引き続きイングランドサッカー協会との間で実施している審判交流プログラムの一環として、日本人審判員をイングランドに派遣し、イングランドからも審判員を招聘することを決めた。昨年は佐藤隆治主審、東城穣主審をイングランドへ派遣し、イングランドから招聘したスチュアート・アトウェル主審、アントニー・テイラー主審がJリーグで笛を吹いた。

(取材・文 西山紘平)

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