beacon

3位に転落のC大阪、乾「あと2試合で勝てばいい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.20 ACL第4節 全北現代1-0C大阪 全州]

 初のACL出場ながら、第3節終了時には首位に立っていたセレッソ大阪。しかし20日に行われたグループリーグ第4節、敵地で全北現代(韓国)と対戦し、0-1で敗れた。この結果、首位を全北現代に奪われて、一気に3位へ転落した。

 クラブによると試合後、レヴィー・クルピ監督は「全北は試合を通して本当にタフなハードな戦いをされ、今日の試合は勝利に値するプレーをされました。ただし、セレッソも互角にハードに戦いましたので、違う結果が出てもおかしくなかったと思います」と試合を振り返った。

 立ち上がりこそ、フィジカルの強い相手に圧倒されたが、次第に攻撃でリズムをつくり、自分たちのペースへと持ち込んだ。前半11分には左サイドからドリブル突破を仕掛けたMF乾貴士が倒されてFKを獲得。MF中後雅喜が狙ったボールは枠を捉えるも、GKの好セーブに阻まれた。その後も、FWホドリゴ・ピンパォンがPA内へ仕掛け、自らシュートを放つもわずかにポスト右へ外れた。セットプレーやカウンターから好機をつくったが、この日は1点が奪えず。後半32分に決勝点を沈められて、敗戦となった。

 グループリーグを2試合残し、首位の全北現代と勝ち点3差、開いている。初のACLでのグループリーグ突破へ向けては、苦しい状況となった。しかし、乾は「あと2試合で勝てばいいという考え方をすれば、目標ははっきりした。2試合に勝って、グループリーグを突破したい」と力強く意気込んだ。来月3日のGL第5節のアレマ・インドネシア戦までの間には、再開するリーグ戦が2試合(24日山形戦・29日・新潟戦)控えている。まずは目先の試合で結果を残し、アレマ戦へ向けて弾みをつけたい。

(文 片岡涼)
▼関連リンク
ACL2011特設ページ

TOP