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インテル一転、南米選手権の長友派遣に難色

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 セリエAのインテルが、7月の南米選手権において日本代表DF長友佑都の招集に難色を示していると、27日のスポーツニッポンが報じた。レオナルド監督は派遣に応じる意向を示したが、クラブ側はJリーグから南アフリカW杯、そしてセリエAと休みなくプレーしている長友の体調面を考慮し、2011-2012シーズンに向けて休養を取らせたい意向だという。

 関係者によると、あるクラブ幹部が長友の派遣について「7月は新シーズンに向けて重要な時期。派遣は厳しい」と難色を示しているという。移籍当初は控えに甘んじていた長友だが、現在はレギュラー定着が狙えるところまできており、クラブ側も来季の飛躍を期待している。シーズン前の7月のキャンプには最初から参加し、完全な主力に成長して欲しい思いがあるようだ。今後の“綱引き”に注目が集まる。

(文 近藤安弘)

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