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U-22代表、柏の新星SBをリストアップか

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 来年のロンドン五輪出場を目指すU-22日本代表に、柏レイソルのDF酒井宏樹がリストアップされたと、27日のスポーツニッポンが報じている。酒井は183cmの長身を活かした強さが売りの右サイドバックとして、柏でレギュラーをつかんだばかり新星。J2時代の昨季終盤に試合出場をつかみ、23日の大宮戦では右SBでJ1デビューを果たしている。

 フィジカルを活かすためセンタバックも練習しており、どちらもこなせる器用さを持つ酒井。U-22代表では、クラブでレギュラーを務めるDFが不在で、今後の伸びしろも含めて酒井に期待が集っているという。6月にはアジア2次予選のU-22クウェート戦が控えており、DFラインの整備が急がれている。酒井は2009年にはブラジルのサンパウロ州選手権1部モジミリンECで約5カ月間、武者修行を積んだ経験もあり、海外のアタッカーに気後れすることはない。

「U-22はもちろん行きたい。でもまずはチームで結果を出すこと」と酒井も関塚ジャパン参戦を目標に据えている様子。先日の大宮戦後は「まだ先輩たちにカバーしてもらっている。これからです。対人の強さを見せたい」などと話していたファイターは、まずは柏で活躍し、U-22招集をアピールする。

(文 近藤安弘)

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