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日本協会、ドイツ連盟とパートナーシップ協定を締結

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 日本サッカー協会は8日、ドイツサッカー連盟(DFB)とのパートナーシップ協定を締結したと発表した。今後は両国のサッカー発展のため、選手や指導者育成、マーケティングや法務の分野で交流を深めていくことになったという。日本はこれまで2005年にフランスサッカー連盟、2010年にスペインサッカー連盟、そして2011年4月にはシンガポールサッカー協会とパートナーシップ協定を締結している。

 今年は日独交流150周年の記念の年であり、また6月26日から女子W杯がドイツで行われるため、ドイツが日本人にとって、よりクローズアップされそう。香川真司ら多くの日本人選手がドイツのブンデスリーガでプレーしており、ドイツ連盟との提携で今後、日本代表vsドイツ代表の親善試合などが計画される可能性がありそうだ。

以下、詳細

■日本サッカー協会(JFA)・ドイツサッカー連盟(DFB)とのパートナーシップ協定概要

▽調印日
2011年6月8日(水)
▽場所
JFAハウス 11階 会長室
▽出席者
シュテフィ・ジョーンズ(DFB代表/FIFA Women's World Cup 2011 LOC President)
小倉純二(JFA会長)

▽協定内容
1:両国におけるサッカー発展のための総合的なパートナーシップ協定
2:選手育成や指導者養成における選手・指導者の交流
2:マーケティングや法務、アドミニストレーションンスタッフの交流 など

▽経緯
ドイツサッカー界と日本サッカー界の協力関係には長年の歴史がある。東京オリンピック開催を前にドイツサッカー連盟よりデットマール・クラマー氏を指導者として招へいするなど、日本サッカー界の発展にこれまで多大なる貢献をしていただいている。
 現在も指導者や選手の交流が多方面で行われるなか、DFBより、JFAをアジアのパートナーとし、正式な協力関係を結びたいとの打診があった。選手や指導者のみならず、マーケティングや法務の分野でも交流するべく、包括的な内容の覚書に調印することとなった。
 2011年は日独交流150周年の記念すべき年でもある。JFAとしては、サッカーを通じて両国の関係をより深めていくきっかけとしたい。

(文 近藤安弘)

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