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[女子W杯]日本vsドイツ 試合後のコメント

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[7.9 女子W杯・準々決勝 日本1-0(延長)ドイツ ボルフスブルク]

 女子W杯ドイツ大会は9日、準々決勝の2試合を行い、日本女子代表は3連覇を目指す地元・ドイツ女子代表と対戦。完全アウェーとなった一戦は、0-0のままもつれ込んだ延長後半3分、途中出場のFW丸山桂里奈(ジェフ千葉)が決勝点を決め、日本が1-0で勝利した。過去1分7敗と勝利のなかったFIFAランク2位のドイツを撃破。W杯史上初となる4強入りを成し遂げた。

以下、試合後のテレビインタビュー

佐々木則夫監督
「「なでしこの選手は素晴らしいですね。本当に素晴らしい。彼女たちには本当によくやったと言いたい。本当に耐えて耐えて、流れの中を変えてくれました」

―ホイッスルの瞬間はどんなことが頭をよぎったか?
「本当に彼女たちによくやったと言ってあげたい。このパワーを日本の皆さんに伝わったと思う」

―勝利のポイントは?
「彼女たちはこういう(アウェーは)のは、よく中国で慣れていますから。それでも粘るところで粘って、チャンスはいつか来るかと言うところを本当に巧みに待った中で桂里奈(丸山)が最後に決めてもらって。本当に桂里奈のゴールじゃなくて、みんなの気持ちのこもったゴールだったと思う」

―ベスト4へ向けて。
「ドイツという本当に強い相手になんとか勝つことができました。そのドイツの力の誇りも含めて、次の戦いに向けて頑張りたいと思う」

●FW丸山桂里奈(ジェフ千葉)
「本当にみんな応援してくれているので、日本のために頑張りました」

―得点シーンを振り返って。
「岩渕がいいボールを出してくれたので、あとは決めるだけだった。入って良かった」

―選手同士どんなことを話して試合に臨んだか?
「まず決勝トーナメントは1試合1試合が勝負なので、1試合1試合を大事に頑張ろうと話してました」

―ベスト4へ向けて。
「私が得点した形になったがチームのみんなで取ったゴールですし。日本のみんなが応援してくれたのが後押しになったので、皆さんに感謝しながら優勝を目指して頑張りたい」

●MF澤穂希(INAC神戸)
「信じられないですね。みんな最後まで120分間走り続けて、みんなで取った点でみんなで守った120分でした」

―アシストシーンは?
「願いを込めて入れてくれと思って……願いを込めました」

―集中力の原動力は?
「本当に北京でも悔しい思いをしてますし、ドイツ相手にきょうが勝つチャンスだと思っていたので。ドイツに勝って準決勝に進めたというのは、本当によかったです。嬉しいです」

―プレッシャーのかかった一戦だった?
「逆にドイツの方がプレッシャーがかかったと思いますし、日本は失うものはなくて、自分たちのサッカーができれば勝つとは思っていた。よかったです」

―準決勝へ向けて。
「本当になでしこの歴史を変えられるように。頂点を目指して、みんなで力を合わせて頑張っていきたい」

●DF熊谷紗希(浦和レッズ)
「本当に後ろがブレなかったら、やられることはないと試合前から4人で話し合っていたので、実際にそれが実行できて本当に嬉しい」

―集中力が途切れなかったが。
「チャンスが来ると思っていた。実際本当に点を取ってくれて、最後までしのげてよかった」

―ドイツを120分間無失点に抑えたが。
「これからの大きな自信になると思うし、やっぱりここが勝たなきゃいけないところだと思うので。ここからまたいい準備をして、優勝目指して頑張っていきたい」

●MF阪口夢穂(新潟)
「初めて(ドイツに)勝ったということなんですが、その実感もなくて、がむしゃらにチーム一丸となってやった結果なので。本当によかった」

―最後まで集中していましたね。
「最後は本当に守備の時間が多かったんですが、みんなで身体を張って守って、本当にひとつになったなと思った」

―苦しい時間は何を考えたか?
「日本で応援してくれている人がいるっていうのは考えて……なかったかな?(笑)本当に皆さんの声や後ろからのチームメイトの声、ベンチの声とか、とても励みになった」

―準決勝へ向けて。
「準決勝は初の舞台ということだが、気負うことなく、チーム一丸となって頑張りたい」


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