[7・28 全国高校総体1回戦 福知山成美0-4かえつ有明 八橋運動公園健康広場]

　初出場校同士の対戦はかえつ有明(東京2)が制した。福知山成美(京都)と対戦したかえつ有明は前半14分、DF杉本一平のラストパスから2年生DF鈴木美勇士が決めて先制する。ポジションを固定せずにそれぞれがDF、FWの役割をしながら局面を支配するかえつ有明に対し、福知山成美はFW沖中正行のスピードなどを活かして反撃。だがサイドまではえぐる場面をつくったものの、ラストパスをゴールへ押し込むことができない。

　逆にかえつ有明は後半10分、MF本間将志、MF浜田航とつないで最後は10番MF中村哲平(写真)がゲット。GK竹原裕二の好守で粘っていた福知山成美のゴールをついに破ると、さらに13分にはFW栗原孝明が加点する。DF浅田裕治が2枚目の警告を受けて退場してしまった福知山成美は結局シュート7本に終わり、無得点。一方、かえつ有明は14分にもMF橋村圭太がダメ押しゴールを決めて新鋭対決を制した。

　初陣を4-0で飾ったかえつ有明。29日の2回戦では帝京大可児(岐阜)と対戦する。

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