エトーの代役を探す

　インテルは、FWサミュエル・エトーのロシア移籍が間近に迫っていると言われる中、その代役を探すために動き出していると見られている。

　イギリス、イタリアの複数メディアは、インテルがマンチェスター・シティFWカルロス・テベスやナポリFWエセキエル・ラベッシなどに照準を定めていると報じているが、代役候補はほかにもいるようだ。

　スペイン『アス』は、インテルがアトレティコ・マドリーFWディエゴ・フォルランの名を補強候補に挙げていると報じている。インテルは、昨夏もフォルラン獲得目前まで迫ったと言われているが、その関心を再び強めているようだ。

　アトレティコは、FWセルヒオ・アグエロをマンチェスター・シティに放出し、さらにFWジエゴ・コスタも負傷により長期離脱を余儀なくされ、前線の駒不足に悩んでいる。そのため、フォルランを容易に放出することは考えにくいが、それでもインテルはフォルランへの興味を失っていない。

　フォルランがインテル移籍に魅力を感じるとすれば、今季のチャンピオンズリーグ出場とセリエA優勝争いに参戦する可能性が大きいことか。ウルグアイ代表としてコパ・アメリカ2011を制した32歳のストライカーは、代表のタイトルを奪冠した後、クラブでタイトルを奪う意欲に満ちているとも言われている。

　果たして、インテルはエトーの代役を見つけ出すことができるだろうか...?