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内田が今季初アシスト!!シャルケが4発快勝で連敗を2でストップ

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 ブンデスリーガの第7節2日目が各地で行われた。日本代表DF内田篤人が所属するシャルケ04はホームでフライブルクに4-2で勝利し、連敗を2でストップさせた。内田は右SBで公式戦3戦連続の先発フル出場を果たすと、今季初のアシストも記録した。一方、フライブルクのFW矢野貴章はベンチ入りしなかった。

 シャルケは22日にラルフ・ラングニック監督が健康上の理由で辞任したばかり。この日はアシスタントコーチのセッポ・アイヒコーン氏が暫定監督として指揮を執った。前半3分にまさかの失点で試合は幕を開けた。しかし同33分、FWラウルがDFと競り合いながらも左クロス。これにFWファルファンが頭で合わせ、同点に追いついた。1-1で前半を折り返した。

 そして迎えた後半17分、ファルファンからのパスに抜け出した内田がスピードに乗った突破から右クロス。FWフンテラールがしっかりと合わせてヘディングシュート。2-1と勝ち越しに成功した。

 今季の内田は開幕当初からコンディションが上がらず、新戦力のDFマルコ・ヘーガーの台頭もあり、スタートに失敗していた。しかし出番がない中でも焦らずに、マイペースに調整を続けると、8月18日のEL・プレーオフのヘルシンキ戦で今季初先発。そして第4節のボルシア戦で待望のリーグ戦初先発を果たした。その後は代表戦を終えて、渡欧直後の試合は出場しなかったものの、ここ公式戦2試合では先発出場。徐々に調子を上げてくると、今節で待望の今季初アシストを決めた。内田のアシストは5月14日に行われた昨季の最終節・ケルン戦(1-2)以来、実に133日ぶりのこととなった。

 勝ち越しゴールで勢いづいたシャルケは立て続けに追加点。後半22分にはファルファンが右サイドからDFをかわして、強烈なシュートを放つ。GKに弾かれたが、こぼれをMFホルトビーが右足ダイレクトで叩き込み、3-1とリードを広げた。さらに同30分にはダメ押し弾。中央から崩しにかかると、最後はMFフラドが振り向き様に技ありのループパス。ラウルが左足シュートを決めて、4-1と試合を決定付けた。同38分には内田のサイドからクロスを許し、失点したものの4-2で試合は終了。シャルケが連敗を2でストップさせ、3戦ぶりの勝利を飾った。


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