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休部の東京電力マリーゼ、J1の仙台が受け入れ先に決定

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 なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)は13日、都内で理事会を開き、東京電力福島第1原発事故の影響で休部した東京電力女子サッカー部マリーゼについて、受け入れ先をJ1のベガルタ仙台にすることで承認した。東京電力と仙台は既に基本合意。来季はなでしリーグの2部にあたるチャレンジリーグに加盟する。

 マリーゼには日本代表DF鮫島彩ら26選手が在籍していたが、鮫島ら一部選手はすでに移籍している。現在15人前後の選手が仙台に“移籍”する方針。なお、仙台は東京電力を退社する選手全員の再就職先を保証しているという。

 仙台もこの日、クラブの公式HPで発表。クラブ側は「東京電力株式会社様がご検討された結果、最優先の移管先候補としてベガルタ仙台が選ばれました。その結果、本日行われた、一般社団法人日本女子サッカーリーグ(Lリーグ)理事会において承認され、今後二社間で調整することになりました」としている。

 また仙台の白幡洋一社長は「選手の皆様が、安心してサッカーができる環境を一日も早く整えるため、クラブとして全面の努力を傾注してまいります。一人でも多くの選手が移っていただくことを願っております。ファン、サポーターをはじめ全てのステークホルダーのご協力、ご支援をよろしくお願いいたします」とコメントしている。

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