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日本女子選抜、パレスチナに4発快勝で遠征最終戦を飾る

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 パレスチナに遠征した日本女子選抜は現地時間22日、パレスチナ女子代表と国際親善試合を行い、4-0で快勝した。日本サッカー協会によると、本田美登里監督は「短期間でつくり上げたチームの最終戦で、この試合が終わると所属チームに戻る選手のために普段やらないポジションを試しました。その中で歯車が合わず、また修正が自分たちでできなかったりと最終戦が各自に悔いの残る、ある意味良い試合になったと思う」と振り返った。

 同遠征では17日にヨルダン女子代表に6-0、20日にパレスチナ女子代表に19-0と圧勝。3試合連続無失点の3連勝で遠征を締めくくり、本田監督は「パレスチナの失点を抑えたいという体を張ったプレーが見られ、感動したとともに世界のサッカーの発展を肌で感じることができた遠征だった」と話していた。

以下、JFAより試合記録と選手コメント

日本女子選抜 4-0(前半4-0)パレスチナ女子代表

<得点経過>
16分:道上彩花(常盤木学園高校)
27分:田口ひかり(JFAアカデミー福島)
36分:尾山沙希(FC高梁吉備国際大学)
38分:籾井美香(伊賀フットボールクラブくノ一)

<選手コメント>
●GK井指楓(バニーズ京都SC)
「今日の試合はうまく相手を引き出してスペースをつくることができなかったので、前回に比べて得点が入りませんでしたが、長旅の疲れやいつもと違う環境の中でひたむきに戦えたということは良かったと思うし、何より結果を出せたので、この遠征の集大成として良い形で終われたと思う」

●MF堀良江(新潟レディース)
「今日の試合はゴール前に人数をかけて守備をする相手に対して攻撃方法にもっと工夫が必要だなと感じました」

●DF中村楓(新潟レディース)
「今回の親善試合では日本とパレスチナをつなぎ、サッカーを始めとするスポーツや社会への女性の進出に少しでも貢献でき、とても良い経験になった」

●DF西川早弓(岡山湯郷)
「パレスチナと2度目の対戦で、相手は戦い方を変えてきた中で自分たちのプレーが思うようにできなくて悔しかったが、私にとってはとても良い経験になった」

●DF茂本志穂(岡山湯郷)
「簡単なミスが多かったので、もっと基礎技術をしっかりしていきたいです。あらためて試合に出てプレーする喜びを感じられました」

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