浦和レッズは11日、FW原口元気にけん責と1週間の謹慎処分を下し、DF岡本拓也を厳重注意したことを発表した。

　クラブによると、10日の練習後、ピッチ上で悪ふざけをきっかけに2人がもみ合いとなり、コーチが制止に入ったが、離れ際、倒れていた岡本に原口が蹴りを入れ、岡本は左肩関節脱臼の負傷を負った。

　事実を確認したクラブは事態を重く見て、処分を下した。また、全選手に対してプロ選手としての意識を持つように注意を喚起。クラブとしても未然に防げなかったことを反省し、今後、トップチームやアカデミーの指導者、選手に対する新たな教育プログラムを実施するとしている。

　なお、1週間の謹慎処分を受けた原口は17日に行われる天皇杯4回戦・愛媛戦を欠場する。