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中田英寿氏が被災地の小中高生に練習用ジャージーをプレゼント

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 元日本代表MFの中田英寿氏が24日、東日本大震災の復興支援として岩手、宮城、福島の被災3県でサッカーチームに所属する子どもたちに練習用ジャージー3655人分を贈った。この日、福島県相馬市立磯部中学校を訪れ、直接渡した。

 東日本大震災後の緊急支援として4月にシンガポールで、また同5月にタイでのチャリティー・サッカーマッチを開催し、各国から寄付金を集めた中田氏。両国とも地元の人々や企業の協力のもと、寄付総額は日本円で約3900万円となった。これを活用し、岩手・宮城・福島の3県で津波の被害地域として各県サッカー協会が認
定しているチームの中の3655名(岩手871人・36チーム、宮城2474人・71チーム、福島310人・14チーム)のサッカーをしている小中高生全員にプレゼントする。

 クリスマスイブに渡すことにこだわったという中田氏は「悲しみは共有するものではなく、自分で解決することのほうが大きい。しかし、楽しみはみんなで共有できるもの。クリスマスに子供たちにジャージをプレゼント出来てよかった」とコメント。今後の活動に関しては、「具体的には決まってはないが、自分が出来ることはやっていきたい」としている。

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