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[選手権]「青春の神様がついている」森田知事、市立船橋の決勝逆転劇を絶賛

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 千葉県の森田健作知事は市立船橋(千葉)と四日市中央工(三重)が対戦した第90回全国高校サッカー選手権決勝を国立競技場で観戦。後半ロスタイムに追いつき、延長戦の末に9年ぶり5回目の優勝を果たした市立船橋の表敬訪問を受けた13日、森田知事は「応援席で何回(市立船橋の)竹内校長と手を握り合ったことか」と自身も大興奮した決勝について笑顔で振り返った。

 決勝観戦については知事の決断があった。「実は(応援に)行く、行かないで(関係者と)揉めていた。でも『何言っているんだ。こういう時でこそオレが行かないとしょうがない。オレが行って必ず勝つんだ、と。あんなに(市立船橋の)みんなが頑張っているんだから負ける訳がない。オレには青春の神様がついているんだ』。(選手たちが)頑張ってくれました」。観戦を不安視する声もある中で国立を訪れて“青春ドラマ”を見た。俳優として日本テレビ(NTV系)「おれは男だ!」など数々のテレビドラマ、映画に数多く出演し、テレビ朝日(ANB系)「森田健作の熱血テレビ」メインキャスターやBayfm「森田健作の青春スピリット」メインパーソナリティーなどを務めてきた森田知事は「あきらめない姿勢」と「絶対に勝つ」という姿勢を特に評価。「千葉県民もみんな喜んでいますよ。若いヤツが頑張ったなと」と表情を何度も緩めていた。

 優勝旗を手に会場入りしたGK積田景介(3年)は感謝の弁を熱く語っていた森田知事ついて「凄く熱い方だなと思いました」。FW和泉竜司主将は「千葉県への感謝の気持ちを忘れずにいきたい」と今後も個人、チームが感謝しながら成長していくことを誓っていた。

[写真]千葉県の森田知事(右)が市立船橋の和泉に千葉県PRマスコットの「チーバくん」のぬいぐるみをプレゼント

(取材・文 吉田太郎)

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