ドイツ・ブンデスリーガのケルンから浦和レッズに新加入した日本代表DF槙野智章が、浦和の橋本光夫社長からFW原口元気の教育係に指名されたことを明かした、と19日付のスポーツニッポンが伝えている。

　先月10日、原口は練習後の悪ふざけからDF岡本拓也ともみ合いになり、岡本に全治3週間となる左肩関節脱臼のケガを負わせた。同紙は以前から橋本社長は若手の教育に力を入れる方針を示していたとしており、明るい性格でリーダーシップのある槙野に白羽の矢が立ったようだとしている。

　18日に槙野は原口や再びチームメートとなったMF柏木陽介らとともに、さいたま市内で行われた自主トレに参加。その際「橋本社長から『原口の指導係を頼む』と言われました。いいものを持ってる選手なので、その力をプレーで発揮させたい」といきなりの指名にも、まんざらでもない表情を浮かべたという。才能ある若手を多く抱えるチームだけにその“手腕”に注目が集まる。