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長友左SBでフル出場も…スナイデル不在のインテル、ローマに0-4完敗で公式戦4戦勝ちなし

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 セリエAは5日、第22節を行った。ローマのホーム、スタディオ・オリンピコで行われたローマ対インテルの一戦は4-0でローマが勝利した。インテル所属の日本代表DF長友佑都は左SBで先発フル出場したが、この日はローマの攻勢に守備に回ることが多く、得意の攻撃が影を潜めた。

 試合は一方的な展開となった。インテルはMFヴェスレイ・スナイデルを欠く布陣で、予想通り苦しい展開に。逆にローマは高いポゼッションからチャンスをつくり続け、前半13分にFWフランチェスコ・トッティからのCKをDFフアンが頭で合わせて先制に成功した。さらに同41分には20歳のFWファビオ・ボリーニが見事な切り返しから、追加点を叩き出す。前半はローマが圧倒し、2-0で折り返した。

 後半に入っても流れは変わらない。後半開始早々の3分にまたもボリーニが追加点を挙げ、3-0。終了間際の後半44分には、途中出場のFWボージャン・クルキッチがダメ押しの4点目を決めた。インテルもなんとか攻めに出るが、終始試合をコントロールされ、2試合連続の4失点で完敗を喫した。

 この結果、1試合未消化のローマだが、勝ち点を34に伸ばし、同36の5位インテルに2差に迫った。インテルは7連勝のあと、公式戦4戦勝ちなし(1分3敗)となった。


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