beacon

[C☆voice_51]専修大DF北爪健吾「誰よりも走りの部分で目立たないといけない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第51回は1年生ながら右SBのレギュラーとして専修大の全日本大学選手権優勝に貢献したDF北爪健吾選手(1年=前橋育英高)です。

 全日本大学選抜にも選出された高速SBのタッチライン際で見せる圧倒的な運動量とスピードは今年も要注目。その目標とは?

―昨年1年間を振り返って
「リーグ戦に関しては入学当初はBチームスタートで試合に出ることが目標だったので、あれだけ試合に出してもらったのは大きな経験になった。先輩方が凄く良くて、だからこそ下級生があれだけ活躍できたのかなと感じている」

―レギュラーとなって全国でも存在感あるプレーをしていた
「試合を重ねていく中で、相手の左ワイドとかに凄い選手が揃っているのは分っていた。技術で上回れていることが分っている中で、1年生なので誰よりも走るとか、そういう部分は自分のストロングポイントなので、そこで相手を上回っていこうと思っていました」

―インカレでは専大の応援団のSBに対する応援が凄かった。楽しみながらできた?
「自分はあまり上手くないんですけど、パスとかたまにいいところに出せている。周りの人が応援団だったり、盛り上げてくれているので楽しみながらできている」

―きょうはピッチを1周する走りでも2位に大きく差をつけていた
「走りに関しては誰よりも走らなきゃということが自分の中にはあって、走って、そこからプレーを考えている。まず自分の中ではどの試合でも走らないといけないということがある。誰よりも走りの部分で目立っていかないといけないと考えている」

―全日本選抜にも選出された
「選抜にも入らせてもらって、自分の思っている以上に周りに評価されているというのが一番の印象です」

―全日本での目標は
「ここまで来たら失うものはないので、とにかく走って、全日本なのでデンソーでは優勝目指してやらないといけないということがありますし、来年以降も中心になっていかないといけないと思うので、そこは責任感を持って頑張っていきたいと思っています」

―前橋育英のときはCBでもプレーしていた
「CBのときはヘディングよりは後ろのカバーを任されていた。(園中で)自分のストロングポイントである走りやスピードを活かすにはSBかなと。大学でもSBで(自分の持ち味を出して)やるということは監督の意思も伝わってくるので、そこは自分が走ってチームを活性化できればと思っています」

―今年の抱負
「リーグ戦で全試合フル出場すること。試合に出なければ、意味がない。去年のことを活かしながら、全試合フル出場することを考えながら、チームの勝利に貢献していきたいと思います」

―チームとしての目標は
「去年からリーグ戦優勝、インカレ優勝と残している。その結果を目指しつつも自分たちの攻撃的で美しいサッカーを目の前の一戦一戦で実践できるように頑張っていきたいと思っています」

(取材・文 吉田太郎)

連載:「College star voice」

TOP