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内田が18試合ぶり今季2度目の先制アシスト!!シャルケが連敗ストップ

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 内田が169日ぶりアシスト!! ブンデスリーガは11日、第25節3日目を行い、日本代表DF内田篤人の所属するシャルケ04はホームでハンブルガーSVに3-1で競り勝った。内田は右SBでリーグ戦3試合ぶりの先発出場。前半5分に先制点をアシストするなどフル出場で勝利に貢献し、チームも連敗をストップした。

 一気に駆け上がった。立ち上がりの5分、右サイドでボールを持った内田がMFヘーガーに当て、タッチライン際を疾走。ヘーガーからリターンパスを受けると、ゴールライン際まで深くえぐってクロスボールを上げ、FWプッキがヘディングで叩き込んだ。

 内田のアシストは昨年9月24日のフライブルク戦(4-2)以来、18試合ぶり今季2度目。8日のEL決勝トーナメント2回戦第1戦・トゥエンテ戦(0-1)にフル出場したものの、リーグ戦は2月19日のボルフスブルク戦(4-0)以来、3試合ぶりの先発出場だった。その立ち上がり早々にピンポイントクロスで先制点をアシスト。一時の不振を抜け出しつつあることを結果で示してみせた。

 前半18分には自陣PA内でMFイリチェビッチのシュートに体を投げ出し、スライディングタックルでカットするなど守備でも奮闘。前半26分、MFフラドの右CKからDFメッツェルダーが追加点を決めたシャルケは同33分にもFWフンテラールが自ら獲得したPKを沈め、3-0と突き放した。

 ところが、前半45分にクロスボールのこぼれ球をMFカチャルに蹴り込まれ、1点を返されると、後半は反撃に出るハンブルガーSVに押し込まれる時間が続いた。それでも内田を含めた選手全員が高い集中力を保ち、相手の攻撃を跳ね返す。後半28分には内田がロングボールに反応。右サイドのスペースに飛び出し、ゴールライン際からマイナスに折り返したが、FWラウルのシュートはゴール上に浮いた。

 試合を決める4点目こそ奪えなかったが、体を張ったディフェンスでハンブルガーSVの反撃を抑え込み、3-1で逃げ切り勝ち。ELを含めれば公式戦3連敗中のシャルケだったが、連敗をストップし、リーグ戦3試合ぶりの白星で勝ち点を47に伸ばすと、3位ボルシアMGとの勝ち点差を1に縮めた。


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