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[Y☆voice165]流通経済大柏DF児玉夏樹「絶対市船を決勝で倒して、選手権へ行く」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第165回目は流通経済大柏高(千葉)のDF児玉夏樹選手(3年)です。

 昨年の全国高校総体4強メンバーのCBは、闘争心と対人の強さ、そして身体を張ったプレーでチームを引っ張るDF。堅守・流経柏の険しき砦の目標とは?(取材日:4月15日)

―東京Vユース戦(2-2、4月15日)はロスタイムの失点で引き分け。最後やりきることができなかった
「2-1になって攻め込まれる時間が長かったんですけど、そこでみんなでもっと勝ちきるための声やプレーを出さなければいけなかったと思います」

―ただヴェルディ相手にここまでできた手ごたえもあるのでは
「自分の中でもそれは感じています。でも2失点してしまっているんで。ゴール前のファウルも多かった」

―2CBは良く抑えていた印象だが
「最後のところは抑えていたかもしれなかったですけど、相手の10番(中島翔哉)とか全然抑えられなかった。引き分けでは喜べないです」

―チームとして良さを出せた部分は
「自分たちは速さだったり、強さを持っていると思う。守備のところではそれを出せたと思うけれど、暑かったのもあって後半はちょっと落ちちゃった。セットプレーも自分たちの特長ですけれど、そこから得点できたことは自信になるので、次からも続けていきたい」

―昨年からタレントが抜けた中で今年の戦力を分析すると
「スターは去年、一昨年に比べていないと思う。でもその分、チームとして仲が良くて、チームとしてまとまっている。高校相手では負けない自信はあります」

―ライバル市立船橋の選手権優勝については
「テレビで見ていて凄い悔しかったですし、自分は(0-1で敗れた県大会の)決勝も出ていたので、今年は絶対市船を決勝で倒して選手権へ行くとそのとき強く思いました」

―今年、自分としてはどうチームに貢献していく?
「きょうは入れられちゃったんですけど、勝負どころのセットプレーなどでもっとチームを締めて、身体を張ったプレーでみんなに気持ちとか闘志とか示して、それでみんなもしっかり戦ってくれればいい」

―昨年、足りなかったところは
「勝負強さ。勝負どころで決めきるというところ。インターハイの準決勝(対静岡学園、1-2)でも押していたのに決められなくて。自分もセットプレーで1本決めれたんですけど、そこで決められなかったからああいう展開になった。そこは改善しなければいけない」

―今年の目標は
「全国制覇です」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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