Jリーグは29日、東京ヴェルディのDF高橋祥平に対し、3試合の出場停止処分を科すと発表した。高橋は27日に行われた福岡戦(3-1)で今季初ゴールを含む2得点でチームの勝利に貢献。しかしJリーグによると、高橋が福岡の選手に対して悪質な行為に及んだとの報告があり、映像を用いて確認・検証した結果、審判員の確認できない位置でプレーと関係なく相手選手に対して頭突き行為を行っていることを確認。「試合中に審判員が確認できなかった極めて悪質な行為」の手続きを適用のうえで「乱暴な行為」に相当すると判定し、1試合の出場停止処分と科すと判断したという。

　また同行為に関連し、観客席に向けて挑発的な行為に及んでいることから「他の選手、監督、コーチ、役員、職員その他競技に立ち会っている関係者に対する暴行・脅迫および一般大衆に対する挑発行為」に相当すると判定。2試合の出場停止処分とし、合計で3試合の出場停止処分とすると発表している。

　対象試合は30日の山形戦(味スタ)、5月3日の熊本戦(熊本)、5月6日の水戸戦(Ksスタ)となっている。