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フィオレンティーナ前監督のロッシ氏、選手を殴った理由は「母親を侮辱した」

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 2日のノバラ戦後に解任されたフィオレンティーナ前監督のデリオ・ロッシ氏が、MFアデム・リャイッチを殴った理由を初めて明かした。同氏がイタリア紙「ラ・レプッブリカ」に語ったところによると、前半32分に途中交代を命じられたリャイッチはベンチに戻ってくると、ロッシ氏の母親を侮辱。これに激高したロッシ氏はリャイッチに殴りかかったのだという。

 ノバラ戦でフィオレンティーナは前半14分、30分と立て続けに失点。2点のビハインドを負うと、直後にリャイッチに代えてMFルベン・オリベイラを投入した。この交代に不満を持ったリャイッチはベンチに向かって拍手。さらに親指を立てて指揮官を挑発した。

「リャイッチはベンチに戻ると、私の方を振り返ってセルビア語で挑発してきた」。ロッシ氏は同紙に当時の状況を初めて明かす。

「私はセルビア人の選手を何人も指導してきた。だから彼がなんと言ったか理解できた。彼は『f*** your mother』と言ったんだ」

 この暴言に激怒したロッシ氏はベンチ内でリャイッチに殴りかかる暴挙を働き、試合直後に監督を解任された。

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