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アジア最終予選へ、ハーフナーが「風車旋風」でゴール誓う

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 6月のW杯アジア最終予選3連戦に臨む日本代表に選出されたFWハーフナー・マイク(フィテッセ)が24日、東京渋谷区の「サッカーショップ加茂 原宿店」で行われたイベントに参加した。

 20日のプレーオフで来季のEL予選への出場権を獲得し、22日に帰国したばかり。前日23日のアゼルバイジャン戦(2-0)は「時差ボケで寝ちゃいました(笑)」と後半しか見られなかったそうだが、自身が初めて臨むW杯最終予選に向けては「個人的には新しい経験。勝つことが大事だし、勝たなきゃW杯に行けない。絶対に勝ちたい」と力強く言い切った。

 シーズン終盤から着用しているアディダス社製の最新スパイク『プレデター リーサル ゾーン』も、代表戦では初披露となる。「軽くてフィットするし、今まで履いたスパイクの中で一番」とお気に入りのニューモデルには、最終予選を前に漢字4文字で「風車旋風」の刺繍も入れた。

 オランダの象徴とも言える「風車」にちなみ、「オランダで培った経験を生かして、予選でも旋風を巻き起こせれば」と意気込むハーフナー。日本代表合宿は海外組のみで明日25日からスタートする。1トップのポジションではFW李忠成が負傷離脱中で、FW森本貴幸もアゼルバイジャン戦で負傷交代。ゴールの期待される長身ストライカーは「自分の特長を出すのはエリア内。ゴール前にボールが来たら、しっかり自分が点を取れるようにしたい」と誓っていた。

 この日のイベントでは、大型タッチパネルで商品の検索や閲覧、さらには購入もできる次世代ディスプレー「バーチャルフットウェア ウォール」を体験。日本初導入の最新システムを自ら操作し、「新感覚ですね。お子さんと来ても楽しいし、大人でも楽しいシステムになっていると思う」とPRしていた。

(取材・文 西山紘平)

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