EURO2024予選が23日に開幕し、ポルトガル代表は第1節でリヒテンシュタイン代表と戦った。DFジョアン・カンセロの得点で先制したポルトガルはゴールラッシュとなり、4-0で勝利した。

　注目が集まったのは、長年ポルトガルの中心選手として存在感を放つFWクリスティアーノ・ロナウドだ。昨年のカタールW杯では準々決勝敗退となり、涙を流しながらピッチを去る様子が話題に。同大会をもって代表を引退するという噂もあったが、今回の代表メンバーにも引き続き招集されている。

　そのC・ロナウドはキャプテンマークを巻いてリヒテンシュタイン戦に先発出場。A代表通算197試合目となり、男子の代表出場試合数世界記録を更新することとなった。

　世界記録を樹立したC・ロナウドはプレーでも結果を残す。後半6分にPKを決めてリードを3点に広げると、同18分にはゴール正面からのFKを力強く蹴り込んで2得点を記録した。『90min』や『オプタス・スポーツ』など各国メディアによると、C・ロナウドは代表戦での20年連続ゴールを達成したという。

　まさに生ける伝説となっているC・ロナウド。ポルトガルは26日にルクセンブルク戦を控えており、さらなる記録更新が期待される。

---

●EURO2024予選特集