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大迫勇也選外で古橋亨梧らが1トップ候補か…森保監督「どの選手がアピールしてくれるのか楽しみ」

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日本代表への招集が見送られたFW大迫勇也

 日本サッカー協会(JFA)は20日、6月のキリンチャレンジカップとキリンカップ計4試合に臨む日本代表メンバー28人を発表した。DF伊藤洋輝(シュツットガルト)が初招集され、DF冨安健洋(アーセナル)、MF鎌田大地(フランクフルト)らが復帰した一方、森保ジャパンのセンターフォワードとしてチームを引っ張ってきたFW大迫勇也(神戸)が選外となった。

 会見に臨んだ森保一監督は大迫の状態について「直近の試合でメンバー外ということで、詳しい情報は入手していないが、コンディション的に100%ではないということは聞いている」と説明。所属する神戸では今月14日の鳥栖戦で途中出場から待望の今季初ゴールを決めたが、続く18日の川崎F戦はメンバー外だった。

「これまでもおそらく痛みを抱えながら、100%でない中で、チームの状況を見て、何とかチームのために、チームの勝利に貢献しようとかなり無理をして試合に出ている状況だったのかなと思う」。そう推察した指揮官は「彼の男気は素晴らしいと思うが、その反面、コンディションが100%になっていないということなのかなと見ている」との判断で招集を見送った。

「代表チームにおいても、彼が長くチームを引っ張ってくれた存在であるというふうに私も見ている。彼が代表でプレーできないということは残念ではある」。長らく日本代表の1トップを務めてきた大迫抜きで戦う6月シリーズ。3月24日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(○2-0)ではFW浅野拓磨(ボーフム)、同29日のベトナム戦(△1-1)ではFW上田綺世(鹿島)がセンターフォワードを務めたが、今回は昨年11月以来の代表復帰となったFW古橋亨梧(セルティック)も有力候補となる。

 森保監督は「大迫抜きで戦ったときに、チームとしてはいろんな選手にチャンスがある。チームの伸びしろを増やしていく、チーム力を上げていくという意味ではチャンスとも言えると思う」と指摘したうえで、「チーム全体をレベルアップするためにもここはいい機会だと思う。オプションを作るということと、どの選手がアピールしてくれるのか楽しみに活動したい」と強調した。

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