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4日前負傷のDF冨安健洋がメンバー入り!! 森保監督「コンディションを代表チームで確認したい」

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DF冨安健洋

 アーセナル所属のDF冨安健洋が昨年11月以来、半年ぶりとなる日本代表復帰を果たした。4日前のプレミアリーグで右太もも裏を負傷したとみられるが、森保一監督はコンディションが読めない中でも招集に踏み切った。

 冨安は今月16日、プレミアリーグ第37節のニューカッスル戦に先発出場。前半38分にFWアラン・サン・マクシマンとの1対1の攻防を繰り広げ、相手セットプレーを凌いだ後、右太もも裏を押さえて座り込んだ。ピッチ上で治療を受け、自ら立ち上がることはできたものの、そのまま途中交代を強いられた。

 冨安は昨年末以降、両ふくらはぎの負傷が相次ぎ、戦線を離れる時期が続いていた。今年1月のカタールW杯アジア最終予選中国戦、サウジアラビア戦に向けてはメンバー入りしていたが、合流前に参加を辞退。3月のオーストラリア戦、ベトナム戦は招集外だった。その後、4月23日のプレミアリーグ第34節マンチェスター・U戦で後半終了間際に戦線復帰。続く2試合は先発出場し、第36節のリーズ戦では90分間ピッチに立っていたが、復帰4戦目のニューカッスル戦で再び負傷に見舞われる形となった。

 それでも20日に発表された日本代表メンバーリストには冨安の名前が並んだ。森保監督は「本人のコンディションを代表チームで確認したい。この先の代表の活動の中で彼が練習できる、試合をできる見通しもあるということで招集させてもらった」と理由を説明。アーセナルは22日にプレミアリーグ最終節のエバートン戦を控えており、それが終わればシーズンオフ。代表活動の中でコンディションを確かめていくようだ。

 そのため、6月シリーズ4試合での起用には慎重な判断が求められる。6月6日には国立競技場でブラジル戦を控えており、W杯本大会を想定した貴重なテストマッチにはベストメンバーで臨みたいところだが、さすがにコンディション最優先か。森保監督は「怪我の状況をしっかり見て、どういうふうにチームとして彼をサポートしていくかは実際のメディカルスタッフの判断に従ってやっていきたい」と述べるにとどまった。

(取材・文 竹内達也)
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