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パリ予選ポット分けに影響与えた3位入賞、U-21日本代表GK鈴木彩艶「この大会を糧にパリでメダルを」

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[6.18 AFC U23アジア杯3位決定戦 日本3-0オーストラリア タシケント]

 U-21日本代表は3位決定戦でU-23オーストラリア代表に3-0で快勝した。「僕たちが目指していたのは優勝でしたが」と話し始めたGK鈴木彩艶(浦和)だったが、「勝ち切れたことが次に繋がる大事なゲームだったかなと思います」と収穫も口にした。

 そして鈴木彩が話したように、3位という結果は今後に大きな影響を与えることになった。パリ五輪アジア予選となる次大会のポット分けで、今大会の3位までがポット1に入ることになっており、本戦出場を目指す上では戦前から重要な試合になることは、選手たちも十分に理解していた。

「優勝を目指していたので、そういった部分では悔しさの残る大会でした。最終的な目標はパリでメダルを取ることなので、今後に生かしていきたいと思います」

 今後は各自、所属チームに戻って、再び集まる日まで力をつけることになる。今大会6試合中5試合でゴールマウスを守った鈴木彩だが、浦和ではベテランGK西川周作からポジションを奪うところから始めないといけない。「現時点では出れていないので、まずは試合に出るところ」と改めて目標を明確にすると、「この経験を次の代表活動にも生かしていきたいと思います」と更なるレベルアップを誓った。
●AFC U23アジアカップ2022特集ページ

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