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決定機悔やんだ堂安律「あれは僕のせい」「W杯に取っておきます」

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MF堂安律(フライブルク)

[9.27 キリンチャレンジ杯 日本0-0エクアドル デュッセルドルフ]

 0-0で迎えた後半34分、日本代表はMF鎌田大地(フランクフルト)の中央突破で局面を打開すると、右へのパスがFW上田綺世(セルクル・ブルージュ)を通して流れ、外寄りで待っていたMF堂安律(フライブルク)のもとへ。先制点につながるビッグチャンス。しかし、堂安のシュートは相手GKのファインセーブに阻まれると、跳ね返りの上田のヘッドも枠を外れ、絶好の得点機を逃してしまった。

 結果、そのままスコアレスドローで終了。試合後、囲み取材に応じた堂安は「あれは僕のせい。僕が決めれば良かったし、W杯であの一本を決めるために毎日練習しているので反省している」と口にし、「感覚的には良い当たりだったのでもらったと思ったけど、GKに先に動かれていた感じもあったので、もう少し駆け引きを入れても良かったかなと思う」と悔やんだ。

 守備面では献身的な働きを見せ、チームのパフォーマンスについては手応えも語った堂安。「W杯を想定できるようなすごく良い相手で、前半あまり良い時間帯はなかったけど、ハーフタイムもそんなにネガティブじゃなく、本番もこういう試合はあるよという声かけだった。常にW杯を想定しながらチーム内で声をかけられているし、チャンスもあったし、決してネガティブな試合ではなかった」。だからこそ、自身のシュートチャンスへの悔いが残った。

「あそこで決め切れるのが自分の良さだと思ってここまでやってきたし、その1本が代表では出せていない。W杯に取っておきます」。日本代表では2019年1月のアジア杯準々決勝ベトナム戦を最後にゴールから遠ざかっているが、今季フライブルクでは公式戦10試合で4ゴール。「努力してしっかりW杯でいいモノが出るように準備したい」。まずは所属クラブでの好調を維持し、2か月後のカタールに乗り込む。

(取材・文 竹内達也)
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