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相次ぐ日本代表の負傷…川崎F谷口彰悟は鼻強打で出血「検査してみないと。骨折の可能性も」

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鼻を強打して出血したDF谷口彰悟

[11.5 J1第34節 FC東京2-3川崎F 味スタ]

 カタールW杯に臨む日本代表メンバーに新たな負傷者か。川崎フロンターレのキャプテンDF谷口彰悟が試合中に鼻を強打して出血。起き上がれることができずにピッチ外で治療に当たる場面が見られた。

 日本代表は今月1日のメンバー発表以降、メンバー入りした選手たちの負傷が続出している。2日にはイングランド2部ハダースフィールドのDF中山雄太が試合中にアキレス腱を負傷。クラブはカタールW杯不参加が決定的であること、今シーズンの復帰も難しいことを伝えていた。さらに、3日にはアーセナルのDF冨安健洋も途中出場の15分間で右もも裏に異常を訴えて途中交代。冨安の状態はまだ判明していない。

 そして、再び守備陣から負傷者が出た。谷口はJ1最終節・FC東京戦に先発出場。後半21分、相手のセットプレーでの守備時に味方選手の左腕が顔面を直撃した。しばらく立ち上がることができず、ゴール付近のピッチ外に出て治療。ユニフォームには血がついている様子が見て取れた。

 止血後はすぐさまピッチに戻り、最後までプレーを行った。しかしまだ怪我の詳細はわかっていない。試合後、谷口は優勝を逃した悔しさをにじませながら囲み取材に応えた。「ちょっとまだわからないです。痛みもまだあるので」と回答。「プレーは(大丈夫だった)。ちょっと検査してみないと。(折れている)可能性も…あるとは思います」。少し不安な表情をのぞかせながらも「今度はしっかり切り替えて。日本代表として戦うので、世界に日本の力を示せるように、とにかくいい準備をしたい」と前向きに答えた。

(取材・文 石川祐介)
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