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CKもクロスも合わず…W杯初出場の相馬勇紀、直接FKはクロスバーを越え「自分の力量不足」

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直接FKを狙うMF相馬勇紀

[11.27 カタールW杯E組第2節 日本0-1コスタリカ アルラーヤン]

 左サイドハーフで先発し、W杯デビューを果たした日本代表MF相馬勇紀(名古屋)はセットプレーのキッカーも務めたが、最後の精度を欠き、チームの勝利に貢献することはできなかった。

「引かれた相手に対して後ろで動かすだけでなく、入っていく主体性が足りなかった」。前半途中からベンチの指示で3バックに変更し、ハーフタイムには2選手を交代。相馬も左ウイングバックにポジションが変わり、後半17分にMF三笘薫が投入されてからは右ウイングバックに移った。

 相馬は後半12分、左サイドからドリブルで中に切れ込み、右足でミドルシュート。同18分にはPA左手前の絶好の位置から右足で直接FKを狙ったが、いずれも枠を捉えることはできなかった。後半31分には右サイドを抜け出し、ゴール前にクロスを上げたが、味方には合わず、ボールは逆サイドへ流れて行った。

 CKのチャンスも生かせず、「合わせられなかったのでキッカーとして責任を感じる」と反省した相馬は後半18分の直接FKのシーンについて「(ゴールまで)近かったので、落とし切れなかった。自分の力量不足」と唇をかむ。失点直後の後半37分に交代。初めて立ったW杯のピッチで懸命なプレーは見せたが、重圧も緊張感も異なる大舞台で最後の質には課題も残った。

(取材・文 西山紘平)

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