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「ゾーンに入った」長友佑都、降りてきたスペイン撃破のイメージ「この1試合で帰る気はない」

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コスタリカ戦から一夜明け、スペイン戦に切り替えるDF長友佑都

 頭の中ではスペインに勝つイメージは出来上がっている。コスタリカ戦(●0-1)から一夜明けた28日、先発組はクールダウン中心の軽めのメニューで調整。12月1日に行われるグループリーグ最終節・スペイン戦に向け、日本代表DF長友佑都(FC東京)はピッチ上でストレッチしているときに、ある光景が浮かんだのだという。

「『1分間頭を空っぽにして』とフィジカルコーチに言われて空を見ていたら、スペイン戦が終わったときに自分がドデカい声で『ブラボー』と言っている光景が浮かんだ」。真剣な表情でそう打ち明けると、「これは現実になるなと。今までもそうやって降りてきたものは実現している。これは来たなと思った」と力説した。

「無理してポジティブな言葉を発しているわけではない」。心の底から、そう信じている。「(コスタリカ戦から)切り替えて、いいメンタル状態で、ゾーンに入っている」。自身の心理状態は、16強入りした4年前のロシアW杯のときと似ているという。

「ロシアW杯のときは何の怖さもなく、W杯を楽しめるゾーンに入っていた。今もそういうゾーンに入っている」。ドイツ戦の金星から一転、コスタリカに敗れて崖っぷちに立たされた。「日本では批判が多く、ドイツ戦後と真逆の状態になっているのは知っている」。それでも長友の信念がブレることはない。「この1試合で帰る気は一切ない」。史上初の2大会連続16強へ、長友は強気に言い切った。

(取材・文 西山紘平)

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