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目標達成できずに唇噛んだ守田英正「チームを勝たせる選手にならないと」

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日本代表MF守田英正

[12.5 W杯決勝T1回戦 日本 1-1(PK1-3) クロアチア アルワクラ]

 PK戦の末に敗れ、目標を達成できなかった。日本代表MF守田英正は試合後のフラッシュインタビューで「悔しいという一言で終わってしまうような大会でした」と唇を噛んだ。

 先制しながらも追い付かれる展開。その後は勝ち越しゴールを奪えず。1-1のまま延長戦へ。自身は延長前半でピッチを後にし、チームメイトにすべてを託した。しかし、延長戦でもスコアは動かず、PK戦の末に敗れて大会から姿を消すこととなった。

「チームを勝たすような選手にならないと。こういったゲーム展開の中で、僕の個人としてのパフォーマンスは特に良くなかった。良ければ勝っているはずなので、より今後のパフォーマンスを上げないといけない」

 だが、グループリーグではドイツ、スペインというW杯優勝国から逆転勝利を収めて「死の組」を首位通過するなど、世界を驚かせた。

「死のグループと言われたグループを突破できたのは僕たちのパフォーマンスもそうだし、国民の皆さんが応援してくれたことで突破できたと思う。残念ながらベスト8の目標には届かなかったけど、僕たちが良いプレーをして、良いサッカーをすれば強豪国相手に良い戦いができて勝つことを示せたと思う。引き続き日本サッカーを向上させ、僕自身、それに対して良い携わりができればと思う」

 この悔しさの借りを返すには、4年という長い時間を過ごさなければならない。「一日たりとも無駄にできないし、敗戦した今日切り替えるのは非常に難しいけど、これから次のW杯に向けて良い準備をしていくべきだと思う」と視線を前へと向けた。

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