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PK戦での敗退に無念の権田修一「止められなかったことがすべて」

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日本代表GK権田修一

[12.5 W杯決勝T1回戦 日本 1-1(PK1-3)クロアチア アルワクラ]

 PK戦での幕切れに日本代表GK権田修一(清水)は「悔しいです。(PKを)止められなかったことがすべて」と短い言葉に無念さをにじませた。

 前半8分にDF冨安健洋のミスから迎えたピンチはFWイバン・ペリシッチのシュートを至近距離でストップ。後半18分にはMFルカ・モドリッチの強烈なミドルシュートを鋭い反応で弾き出した。

 120分間の中では好セーブも見せ、最少失点に食い止めた日本の守護神だったが、1-1で突入したPK戦では相手のキックを止めることができなかった。3人目のFWマルコ・リバヤがポストに当てる失敗はあったものの、4人目までの残り3人にはすべて決められた。

 クロアチアのGKドミニク・リバコビッチは日本のMF南野拓実、MF三笘薫、DF吉田麻也という3人のキックをストップ。PK1-3で敗退が決まった。PK戦になったときは「勝つためにやるしかない」と思ったというが、「結果がすべて。結果が出なかったことがすべて。そこの悔しさを持っている」と繰り返した。

 2大会連続のベスト16敗退。日本代表としては02年日韓W杯、10年南アフリカW杯、18年ロシアW杯に続いて4度目の挑戦だったが、またしても壁を越えられなかった。

 あと一歩だったベスト8。権田は「その一歩について、今、試合が終わって、すぐに振り返って答えられるものではない」と指摘。「結果は白か黒かしかない。距離感は分からない」と憮然とした表情で言った。

(取材・文 西山紘平)

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