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I神戸DF守屋都弥&浦和DF石川璃音がなでしこJ初招集! 池田監督「アップダウンができる」「ストロングを持っている」

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なでしこジャパン初招集のDF守屋都弥(左)とDF石川璃音

 アメリカで行われる『SHEBELIEVES CUP』に向けて、日本女子代表(なでしこジャパン)のメンバーが8日に発表された。今回選出された23人のうち、DF守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)とDF石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)が初招集。池田太監督が2人への期待を口にしている。

 なでしこジャパン(FIFAランク11位)は、2月16日から22日にかけて開催される大会でアメリカ(1位)、カナダ(6位)、ブラジル(9位)と対戦。DF熊谷紗希(バイエルン)、MF長谷川唯(マンチェスター・C)、FW岩渕真奈(トッテナム)といった海外組を半数近く揃える中で、2人の初招集選手をリストに加えた。

 今季WEリーグ開幕からフル出場を続ける守屋は、「ダイナミック」な攻撃参加から2得点をマーク中。指揮官は、「クロスのタイミング、アップダウンができる運動量などの良さというのが、代表チームでどのように活かされるのか、どういった融合ができるかを考えて選んだ」と、攻守での活躍に期待を寄せる。

 また現在19歳の石川には、「対人に強い。うしろの選手に必要なスピードをWEリーグの中で見せてくれた」と評価。「課題もあるかもしれないが、ストロングを持っている選手だと思った。彼女のポテンシャル、キャラクターも含めてチームにプラスになってくれればと思っている」と選考理由を明かした。

 今年の7月に女子ワールドカップを控えるなでしこジャパンだが、昨年11月に行われた欧州遠征では、イングランド(4位)、スペイン(7位)と対戦して2連敗。対“格上”を克服するべく、今回のアメリカ遠征で成長と結果が求められる。

(取材・文 成田敏彬)

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