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「出るつもりで来たし、できる感覚はあったけど…」前田大然は無念の途中離脱

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FW前田大然は別メニューで調整していた

 日本代表からの途中離脱が決まったFW前田大然(セルティック)が26日の練習後に報道陣の取材に応じ、「コロンビア戦に向けて調整していたけど、ここでやるよりチームに帰ってリーグ戦に備えた方がいいと、スタッフ陣と話して決まった」と説明した。

 8日のハーツ戦で左膝を痛めて途中交代。11日のカップ戦を欠場したが、18日のハイバーニアン戦は先発で後半15分までプレーし、日本代表にも招集された。しかし、帰国後は別メニュー調整が続き、24日のウルグアイ戦(△1-1)も欠場。前日25日も別調整となり、きょう26日、途中離脱が発表された。

「出るつもりで来たし、できる感覚はあったけど、先のことを考えて、こういう判断になった」。無念そうな表情を浮かべた前田だが、ミーティングなどを通じてチーム内でコミュニケーションを取ることで、「チームが新しいことをトライする中、練習には出られなかったけど、どういうふうにやるのかは共通認識として持つことができた」とポジティブな部分もあった。

「やっぱりここに来ないと得られないことがある。日本のトップの人たちが来ているし、刺激をもらえたので、ここで離脱することにはなったけど、クラブに戻ってパフォーマンスを出して、6月にまた戻ってこれるように頑張りたい」と気持ちを切り替えた。

(取材・文 西山紘平)

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